伐採はいつ行えばいい? おすすめの時期について

沼津市にて樹木の伐採を行っております、『伐採専門の長沢』です。

お庭の木が育ちすぎて、お手入れが行き届かなくなってしまった。
枝が大きく伸びていって、枯葉が隣のお家に入ってしまうようになった。
次の台風で倒れてきそうな木が、家のそばにある。

伐採はそのようなときに、必要とされるサービスです。
とはいえ、後者のような緊急時を除き、木を切るという行為から、なんとなく慎重に行いたいと考える方は多いかもしれません。

今回は、伐採に適した時期について、ご紹介したいと思います。
余裕をもって伐採をしたいとお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

■ 基本的にいつでもOK

伐採は基本として、時期を選ばず行って構いません。
現在は伐採した木をたいてい処分するため、残しておきたいとき以外は季節を選ばなくてもいいでしょう。
伐採したい木が残っていると、日当たりの悪さや枯葉による影響など、困った状態が続くことになります。
単純に、伐採して撤去したいとお考えなら、とくに時期を考える必要はないかもしれません。

■ 木材を使用する・売るときは冬

せっかく切るなら木材として使う、業者に買い取ってもらいたいとお考えの場合は、冬がおすすめです。
実際に、林業に従事する方の繁忙期は冬です。
寒くなると、木が水分を吸収せずに乾燥し、冬眠の状態に入ります。この時期に伐採すれば、腐りにくい木材が手に入るため、素材として申し分ないでしょう。
また、落葉樹は葉っぱが落ちるため、作業時に見通しがよくなり、とくに伐採しやすい状態になります。

■ 春~夏は虫と腐食の恐れがある

可能であれば避けたほうがいい時期が春~夏です。
この時期は虫が発生しやすいほか、雨や湿気による影響で腐りやすい状態です。
もちろん、災害が迫っている状態ならこの限りではありませんが、切った木を利用したいときは、消費期限がぐっと短くなるでしょう。
業者側の都合として、雨に濡れた木を運ぶのが大変になるというデメリットもあります。

■ つちの日、土用の日は避けるべき?

暦の関係から、伐採を避けたほうがいいとされているのがつちの日と土用の日です。

・つちの日

十干十二支の庚午から丙子をおおつち、戊寅から甲申をこつちとし、各奇数月の中の14日間がつちの日にあたります。
2023年11月を例にあげると、11/8~11/14、11/16~11/22がつちの日です。
木が低調のため、この日には伐採してはいけない、という決まりがあります。
この期間に木を切ると、虫が入ったり腐りやすくなったりし、木材を住宅などに使用してもその傾向があるとされています。

・土用の日

季節の変わり目にある時期で、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことです。
神様の怒りを買うことから、土を触ってはいけないとされており、伐採以外に土木作業・ガーデニングなども良くないとされています。

・避けたほうがいい?

縁起などを気にする方は避けたほうがいいですが、とくに気にならない場合は伐採してもいいかと思います。
つちの日は木が腐りやすくなるといっても、処分するならとくに関係はないといえるでしょう。
暦を考慮すると、伐採できる日の選択肢が狭くなるため、忙しい方や困っている方にとっては、やはり不都合な部分があります。
暦を重んじる業者もいますが、たいていはいつでも引き受けてくれます。

・気になる時はお清めする

木を切るにあたって、心のどこかで気になる部分があるなら、お清めをしてみましょう。
銘柄は関係ないので、1杯の日本酒と塩をお供えし、感謝の気持ちを伝えながら手を合わせてください。

酒と塩を地面に撒く方法もありますが、塩は土壌に悪影響を与えるため、撒き過ぎないよう注意が必要です。

■ 静岡県東部での伐採は『伐採専門の長沢』まで!

『伐採専門の長沢』は、沼津市を中心に静岡県東部にて、一般住宅の伐採、山林・傾斜地の伐採を承っております。
樹木一本から受け付けておりますので、伐採業者をお探しでしたら、ぜひ当方にお任せください。

また、伐採した木は薪に加工できるほか、丸太であれば無料で引き取らせていただきます。
育ちすぎた木や、倒壊の恐れがある木がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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■ まとめ

伐採は基本として時期を選びませんが、今後木材を活用するなら、秋の終わりから春先が適しているでしょう。
縁起が気になる場合は、旧暦カレンダーを確認して、つちの日と土用の日を避けるようにしてください。


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